UrbanDataChallenge(アーバンデータチャレンジ)とは
UrbanDataChallengeとは、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が主催する、
「地域課題の解決を目的に、主に地方自治体を中心とする公共データを活用したデータ活用型コミュニティづくりと一般参加を伴う作品コンテスト」です。
私たちCode for SUSONOは、データやICTを活用した課題解決をはかるためのきっかけとして、また自分たちの技術やまとめる力(取り組みの整理とノウハウ化)を向上させるために2019年から応募しています。
2019年の結果(おさらい)
2019年は地域の声から自主的に課題を拾い上げて取り組みました。
「裾野市の晩夏の風物詩、阿波おどり大会の”にわか連”へ誘導するWEBサービス『にわかにGO!』」
2020年の取り組み
2020年はコロナ禍で疲弊する飲食店の救済のため、連携して何か出来ないか?という声かけをもらった「#すそのんエール飯 ドライブスルー弁当市場」の取り組みを挙げました。
私たちCode for SUSONOが地域の課題解決者として認知されたということで、昨年よりステップを一段上がった取り組みとして位置付けています。
UrbanDataChallenge2020ファイナルの発表は2021年3月13日(土曜日)に行われました。
今回の発表者&スライド作成は、プレゼンに定評がある今野氏。
入念に打合せをします(嘘)。
スライド資料
審査結果
- 銀賞
受賞数:金賞1作品、銀賞5作品、銅賞9作品
208エントリー一次審査通過(一般15作品、ビジネスプロフェッショナル部門5作品)
2021年3月13日(土)当日の発表〜表彰の様子(YouTube)
評価(伊藤先生)
「Code for SUSONOの”#すそのんエール飯 ドライブスルー弁当市場”は、技術がそこで終わったのでは無く、横に広がっていったことが興味深い取り組みで、地域でのデータ利活用としてはレベルの高いものだった」
まとめ
この取り組みの最大の成果は、地域のみなさんと連携した取り組みが出来たところだと思います。コロナ禍において、飲食店や小売店のみなさんをはじめ、商店会・商店街、商工会、青年会議所、各個店のみなさんが集まり、主体的に閉塞感を突破するためにアイデアを出し合い、議論し、また繰り返し行う中でブラッシュアップするという尊い取り組みで、その中で一緒に活動しました。
Code for SUSONOは、「ICTによる解決」を有りきにしたのではなく、解決(効率の良いイベント運営)に向かって議論をした時に、ICTを活用すると効率よくできる範囲があるということが解として導き出しました。そして、結果的にICTで解決した方が良い部分を我々が担ったというわけです。つまり我々の役割分担の部分だけを切り取って評価されたわけではなく、まるっとひとつのアクティビティーとして評価されたのです。これが嬉しいですね。
それぞれ置かれている状況は違えど、ひとつの目標に向かっていく、地域活動の根幹とも言える互助の取り組みそのものと感じました。我々Code for SUSONOが地域活動を謳う上での取り組み方のひとつを体験させて貰いました。