アーバンデータチャレンジとは・・・
まず、アーバンデータチャレンジとは何か。
「アーバンデータチャレンジ(UDC)」という、地域課題の解決を目的としたデータ活用コミュニティの形成と一般参加型コンテストを組み合わせた試み。 データ活用コミュニティの形成を図りつつ,さらにデータを通じた課題解決のためのイノベーティブな活動を様々な機関や取組と連携しながら更に促進(https://urbandata-challenge.jp/#aboutudc 一部抜粋)
Code for SUSONOは今回アーバンデータチャレンジは初めての参加でした。
応募作品は「にわかにGO!」
裾野市の晩夏を彩るイベントである「すその阿波おどり大会」。
阿波おどりは誰でも参加出来る「にわか連」という連(阿波おどりの鳴り物(楽器)や踊り手のグループ)があり、参加者が一緒に楽しむことも醍醐味の一つとなっています。
しかし、阿波おどりはまちを練り歩きながら進んでいくので、どこに連が居るのかが分からないという課題がありました。
そこで、Code for SUSONOはGPSの位置情報を逐次確認出来ながら、まつりで役立つ位置情報も同時に確認出来るサービスとして「にわかにGO!」に着手しました。
検討からリリースまで1ヶ月程度の時間の中で、代表の技術力とメンバーのにぎやかしで、無事にリリースし当日も活用してもらうことが出来ました。
阿波おどりの当日は使用した機材の技術協力としてSORACOMの松下さんも直接足を運んでくれました。
こういった地域と課題と技術と思いがリンクしたこの取り組みは、UDCの目的に合致しているということで、応募したわけです。
ファイナルまで残った連絡があったのは2月下旬。
今日(2020年3月14日)、このスライド資料で森代表が発表に挑みました。
今回の発表についても東京大学駒場キャンパスでの発表かZOOMを使ってのオンライン発表か・・・悩みましたが、ZOOMでのオンライン発表を選びました。
結果発表!
そして、見事銀賞を獲得しました!!!!
講評
東京大学 生産技術研究所 助教 伊藤 昌毅さん
産業・観光の分野は二つが銀賞に選ばれるとてもレベルの高い分野だった。
「すその阿波おどり にわかにGO!」について。
現在、技術によって「やれること」と「やったこと」にギャップがある。
技術によってやれることは分かるけど、それを地域で実現するのは中々難しい。
それを軽やかに解決した事例。地域の観光資源である阿波おどりに誰でも参加出来るようになるという素晴らしい事例。