本日(2019年6月27日19:00~21:00)は、Code for Japan,Code for ふじのくにの市川博之氏と市川希美氏を講師に迎えたデータ利活用セミナー( 裾野市主催 @裾野市役所4階401会議室)でした。
前半は世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画の話題やSociety5.0などに触れる最新にアップデートされた行政サイドの取り組みを。
後半は各地域で課題解決のためにオープンデータを活用する地域団体や社会福祉協議会等の取り組みと、実際にビジネスとして利活用されている事例をもとに、官だけに頼らない取り組みからのデータ利活用について、前半とは違う視点のアプローチで解説してくださいました。
現在、「人・もの・カネ」のすべてがデータの上に構成されていて、データを活用できる地域が力をつけてきているということ。また、データがオープンになってきている中では「●●がやってくれない」ではなく、課題感を持った当人が「やるか、やらないか」が分岐点で、それによって得られるか得られないかが変わってくるということでした。
人的リソースがあるうちは、人海戦術でもなんとかできてしまうため、「今やらなくてもいい」ように見えますが、出遅れたと感じたときはもう手遅れ(すでに海外からはおいて行かれている状態かも)になるでしょう。そうならないようにするためには「やる」しかないと。
事例で出てきたOpen Street MapやWikipediaTownは最もわかりやすいオープンデータのかかわり方だと感じるのと同時に、私たちのような非エンジニア集団としては地域活動としてのICTの活用という見方のほうが分かりやすいと思います。取り組みやすいところから始めれば関わる人も増やせるはず!
セミナー後にありがちな「いやー、勉強になった!」ではなくて、やれることを実践すること!
今日のキーワード
「できる、できない」ではなく「やるか、やらないか」。